選挙の時期に思い出すこと

 あの時代は悪夢だった



衆議院選挙で民主党が政権を握ったことがあったのを記憶にあるだろうか。
その記憶は大震災と原発事故の記憶とともに私の記憶にしっかり刻み付けられている。
自民党の麻生政権の不手際を猛批判して政権交代の世論を作り出した。
政治に疎いお八ぢでさえ「ここは民主党に投票しないと!」と思ったほどだ。
その後の混乱は「二番目ではダメなんですか」の言葉に代表されるようにすっかり日本の力はどん底まで落ちてしまったと言える。


選挙活動で有権者に訴えている選挙演説は甘く、魅力的できっとこの人に任せれば国は良くなる。と思わせてくれる。
しかし、ちょっと考えてください。

〇〇を充実させます。
〇〇を補償します。
などのうたい文句をよく考えてみれば、その財源はどこから来るのですか?
消費税を廃止、なんてよく分かりますよね。
これほどパンデミックでお金を使ったのにそれ以上、政府の収入源を断ち切ったら今後どうなるんでしょうか。

世論で政治家を引きずり下ろした例はお隣のK国を見ればよく分かります。
感情だけで国民が動いてしまうとどうなるのか。

そして、野党を一概に悪者にするつもりはありません。
でも、日本のことを考えて良くしようと考えている人が与党も野党もあまりにも少ないと思います。

現在進行形の戦争のことも大多数の政治家たちは対岸の火事の様なとらえ方で、実は日本とロシアは国境でつながっている国なのです。
ロシアが日本に攻めてくることはあり得ないことなのでしょうか。
現在の状況では可能性は低いですがあり得ることです。

国連の常任理事国が戦争を仕掛けることは想定外の事だったと思います。
そもそも、国連は敵国、戦犯国の日本とドイツを二度と戦争をさせないために作られた組織で、いまだに敵国条約が存在し、もし日本が戦争をする素振りを見せれば攻撃しても問題ないとされています。
そんな国に暮らしている私たちが常任理事国から戦争を仕掛けられたらどうやって国を守るのでしょうか。
敵国条約的には世界中から一斉攻撃されても守ってもらえないというものなんです。

選挙の話からそれてしまいましたが、日本がすごい、素晴らしいと持ち上げることはしたくないですが、現在の選択肢は野党ではないと思います。

みなさん選挙に行きましょう。



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