コレステロール値ってなんだ?

健康診断を受け結果が送られてきました。
LDLコレステロールの値が基準値以上で受信受診勧奨となりました。
他の値は全く正常なんですけど、この値だけがちょっと高いのです。

受診値:158mg/dl
基準値:119mg/dl以下
勧奨値:140mg/dl以上

また病院に行かなければならなくなってしまいました。

そこで、コレステロールとは一体なんなのか勉強してみます。

インターネットで「コレステロールとは」と検索してみると沢山出てきます。
その中でどれが本当のことを言っているのか素人の私にはさっぱり分かりません。

それでも、いくつか読み進めていくと分かったことがあります。

1.コレステロールは体内で作られている。
肝臓で80%、食事より20%

2.LDLとはカプセルの事
コレステロールは油脂のためリポタンパク質というカプセルに入れて運んでいる。

3.カプセルの大きさで名前が違う
粒子の大きさ、比重の違いにより、カイロミクロン(Chylomicron)、VLDL(Very Low Density Lipoprotein)、LDL(Low Density Lipoprotein)、HDL(High Density Lipoprotein)の順に大きくなっている。

4.善玉、悪玉は無い。
LDL(悪玉)、HDL(善玉)と言われているが、LDLは肝臓から細胞へ送るカプセルで、HDLは役目の終わったLDLを回収するためのカプセルであり、両方とも絶対に必要なもので、善悪で区別できるものではない。

5.基準値の考え方
使われなくなったLDLが血液中に残らず、HDLが肝臓に戻すのが正常なので血液中にLDLが多量に残っているのは危険だ。



こう言うことなんだな。
まだ、十分に分かっているわけではないが少しはわかったような気がする。

皆さんも健康には気を付けてお過ごしください。


内因性経路
肝臓ではコレステロールと中性脂肪が合成され、VLDLが形成され血中に分泌されます。このVLDLはLPLにより代謝されIDLとなり、更に肝性リパーゼ(HTGL)の作用を受けLDLへ代謝されていきます。LDLは末梢組織にてLDL受容体を介し取り込まれ、コレステロールを供給します。役目を終えたLDLは肝臓に取り込まれ回収されます。

一方で、コレステロールを末梢組織から引き抜き肝臓へ輸送する「逆転送系」が存在します。この経路の主役はHDLです。小腸や肝臓で作られた新生HDLは、末梢組織からABCA1というトランスポーターにより遊離コレステロール(FC)を引き抜いて取り込みます。HDL中の遊離コレステロールはレシチン・コレステロールアシルトランスフェラーゼ(LCAT)によりエステル化され、コレステロールエステル(CE)となります。このコレステロールエステルは、コレステリルエステル転送タンパク(CETP)により、VLDLやLDLに含まれる中性脂肪と交換されます。成熟したHDLは肝臓でのHDL受容体を介して取り込まれます。

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