コーヒーと健康に関する情報(眼圧)

コーヒーと健康に関する話題は尽きないが、その研究が多国籍企業の資金で進められていることが多いと言われている。
その結果、研究の成果物は資金を提供した企業の利益に反するものは発表しづらいものとなってしまうのだろう。
「コーヒーは※※に効きます」と言うのはどうも眉唾物が多い気がする。
特にコホート研究では多くのメリットがある反面デメリットも少なくない。
〔メリット〕
・疾患発症に至るまでの発生順序を解明することができる
・複数の事象、原因を知ることができる
・研究者側のバイアスがかかりにくいため、間違った結果を導くことが少ない
〔デメリット〕
・発生率の低い疾病研究には向いていない
・研究にかかる費用と時間が膨大である

今回、気になった記事は下記である。
-ながはま0次予防コホート事業(長浜スタディ)の成果-」
公開日:2020年11月09日

論文には、このような引用があります。
認知機能が低下しにくい
糖尿病になりにくい
心血管疾患にかかりにくい
いくつかの癌になりにくい
ソース元は上記のリンクで確認できます。
英語なので、よく分かりませんが、すっかり、コーヒーは万能薬みたいな書き方です。

寄り道が長すぎですが、今回の主題はコーヒーと眼圧の関係です。

眼圧が高くなると視神経が圧迫され視野がかける緑内障を発症し日本人の20人に1人が発症する病気だということです。

約1万人に近い日本人の回答をサンプリングし分析した結果、コーヒーを飲む人と飲まない人で眼圧が0.3%の違いがあったという結果。

これが高い数値なのか、低い数値なのかは分からないが、長期間の追跡調査でもなく、聞き取り調査でここまでの結論が出せるものなのだろうか。

また、違いはあったが、コーヒーによって眼圧が下がるという訳ではないらしい。
両者の因果関係はこれから研究をしていくのだろう。

それでも、コーヒーが好きな者としては、肯定的な研究結果が発表されるのはうれしい限りです。

美味しいコーヒーを適度に楽しみましょう。

※このブログで使っている画像はInkScapeのお勉強のため、お八ぢが描いているものです。
    まだ、へたくそですが、優しく見守ってください。

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