私は本を読むのが好きだ。
本を読むとき静寂は苦手で、音楽を聴きながら読むことが多い。
ボーカルの入った曲では歌詞に注意が行ってしまい、本に集中できないのでボーカルの入っていない曲を聴きながら本を読む。
アマプラのプレイリストにはその日の気分に合った曲があるのでよく利用する。
特にJAZZが好きなので、その日は『スロージャズ』というプレイリストを聞いていた時の事だった。
4曲目に流れてきたのは『チーク・トゥ・チーク』で、ルイ・アームストロングとエラ・フィッツジェラルドのデュエット、始まって「あっ!」となって本を読むのをやめて聞き入ってしまった。
ご存じの方も多いと思いますが、この曲は「タモリ倶楽部」で超有名なコーナー「空耳アワー」で、第5回空耳アワード グランプリ受賞した名曲なのだ。
Youtubeで「Cheek to Cheek」と検索すればすぐに出てきます。
↑ここをクリックすると聞けますよ。
良い曲ですよね、サッチモのしゃがれ声が心に響きます。
歌詞はどうなっているかと言うと、
Cheek to Cheek
Heaven, I'm in heaven
And my heart beats so that I can hardly speak
And I seem to find the happiness I seek
When we're out together, dancing cheek to cheek
Take it Ella, swing it
それでは、「空耳アワー」を聞いていただきましょう。
↑ここをクリックすると聞けますよ。
最後の「Take it Ella, swing it」が問題の部分です。
2分50秒からはじまります、それでは、お聞きください。
聞こえますよね。
全く違うことを言っているのにどうして聞こえてしまうんでしょうか。
まあ、この編集された映像の影響もあるんですけど、どうしても聞こえます。
皆さんもきっとこの曲を聞いた時には思わず「できればスパゲッティ」とつぶやいてしまうことでしょう。

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