コーヒーの道に導いてくれた『バールで立ち話』を紹介します


『バールで立ち話』

   ー COFFEE LIFEはトップノートで ー
         宮嶋克雄 著

仙台の老舗豆屋、ろじーな店主が語る
    コーヒーについてのあれやこれや
香味の真実!
 コーヒーのプロに騙されている?






コーヒーとは何なのか教えてくれたのが、コーヒービーンズストア”ろじーな”のさんで、ふと立ち寄ったサイトで見つけた【バールで立ち話】と言う文章に惹きつけられ、2005年からメールマガジンで読み漁りました。
コーヒーの本当のおいしさは、トップノートでしか味わえないもので、炒りたて、挽きたて、淹れたてのおいしさを味わって欲しいとの気持ちが伝わってきました。


珈琲は加工済みのカフェの珈琲と
自分で加工する生活の中の珈琲とがある


こんなことを考えたこともなく、コーヒーとはスーパーに売っているものだと思っていました。
皆さんのコーヒーはどんなものですか?
缶コーヒー、インスタントコーヒー(ソリュブルコーヒーとも言われる)、カプセル式コーヒー、レギュラーコーヒー、ドリップ式、サイフォン式、パーコレーター式、エスプレッソ式等々、ほかにもトルコ式コーヒーとかいっぱいありますがどれがお好みでしょうか。

ヨーロッパではコーヒー発祥の地に近いこともありコーヒーの生豆(”きまめ”とも”なままめ”とも読みます)を少量、家庭で焙煎し挽いて飲んでいたそうです。
流通の中に組み込まれていなかったのですね。

対してアメリカではボストン茶会事件などがあり、紅茶文化からコーヒーへ移行していきます。その時に多くの焙煎業者が大量のコーヒーを安く早く流通させ、コーヒーが全米に広まっていきます。
焙煎したてのトップノートはもはや庶民のものではなくなってしまっていたのでしょう。

この記事を読んでから、トップノートとはどんなものなのか試してみたくて自分で焙煎をするようになりました。
それまでは生豆を見たことも無く、自分で焙煎することが出来るなんて考えもしたことも無かった私がこれ以来、フライパン焙煎から始めて今では小さな自作焙煎機で豆を焙煎しています。

この本はいつでも読めるように自炊(スキャンしてデジタル化する事)して、タブレットに入れてあります。


私のコーヒーの教科書ですから。
これからも大事にしていきます。






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