『エントロピーをめぐる冒険』を読んで

エントロピーをめぐる冒険 

初心者のための統計熱力学

鈴木炎 著




エントロピーは宇宙で唯一の法則として確立していますが、どういうものなのはお八ぢはわかっていません。

それでも興味はあるので初心者と書いてあるこの本を図書館で借りてきましたが法則自体はわかりませんでした。

この本はエントロピーという概念をめぐる歴史書でした。

まだ、ナポレオンが活躍する時代から始まり、産業革命を経てエネルギーというもの、熱というものを解明していきます。

そして、物理、科学分野では後進国であったアメリカに一人の天才が現れ、熱に関することをほとんど独学で解明していきます。

現在、インターネットが発達しあらゆることが個人でも調べられる世の中になって、エントロピーを調べてみると、その天才の名前を見つけることはできない。

ジョサイア・ウィラード・ギブズ、アメリカ南北戦争時代の片田舎に突然生まれた天才だ。
彼の功績はピンポイントで”これ”と言えるものがない。
しかし、現代科学にとっては水や空気の様に基本的な概念と理論を打ち立てた人物だ。

エントロピーを確立させたと言われているが、この本ではエントロピーの入り口にも立てなかったため、もっと基本的な入門書でエントロピーを学ぶことにする。

今回はギブズと言う寡黙な天才が導き出したという統計熱力学に関しての歴史を勉強させてもらった。

お八ぢ印認定です。


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